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【新潟の歯医者で歯周病治療】あまり知られていない歯周病の合併症とは?

歯周病は、あらゆる疾患の引き金になることで知られています。
代表的なもので言うと、糖尿病や心疾患、認知症などが、歯周病との関連が深いとされています。
また歯周病には、他にもあまり知られていない合併症がいくつか存在します。
今回はその中の一部を紹介したいと思います。

ALSの進行加速

運動神経が侵され、全身の筋肉が動かなくなる難病“ALS(筋萎縮性側索硬化症)”の病態進行に、歯周病菌が深く関与していることが近年の研究で判明しました。

歯周病菌が放出する炎症性物質や毒素が血流に乗って脳や脊髄の中枢神経系に到達すると、神経を保護・サポートしているグリア細胞が過剰に刺激され、脳内で慢性的な炎症反応を引き起こします。
この持続的な脳内炎症が、ALS特有の運動ニューロンの変性や脱落のスピードをさらに加速させてしまいます。

現在では、難病の進行を少しでも遅らせるための新たなアプローチとして、徹底した口腔ケアによる口内環境の改善と炎症の鎮静化が、医療や介護の現場で非常に重視されるようになっています。

サルコペニア

加齢に伴い全身の骨格筋量や筋力が低下する“サルコペニア”は、単なる運動不足や栄養不足だけでなく、歯周病による口内の慢性炎症も大きな引き金になります。

歯周病が重症化すると、歯ぐきから持続的に放出される炎症性物質が日常的に血流へ漏れ出し、全身の筋肉の合成を阻害する一方で、筋肉の分解を急激に促進してしまいます。
さらに、歯周病に伴う激しい痛みや歯の喪失によって硬いものが噛めない状態が続くと、タンパク質などの重要な栄養摂取が著しく偏り、骨格筋の減少に拍車がかかります。

口内の炎症という生化学的要因と、咀嚼障害という物理的要因のダブルの罠によって、高齢者の身体機能低下を急激に招くことが判明しています。

黄斑変性症

物が見えにくくなり失明の原因にもなる網膜の難病“加齢黄斑変性”の病変組織から、歯周病菌のDNAや炎症成分が高確率で検出され、世界中に衝撃を与えました。

歯周ポケットの傷口から侵入した細菌やその毒素が血流に乗り、目の奥にある微細な脈絡膜血管に到達すると、網膜の裏側に持続的な慢性炎症を引き起こします。
この炎症反応に対抗しようとして、本来は存在しない異常な新生血管が網膜の下に発生しやすくなります。

この新生血管は非常に脆いため、容易に破れて出血や体液の漏出を起こし、視覚を司る重要な黄斑部の機能を直接破壊してしまいます。

口の中の炎症を放置することが、巡り巡って将来的な失明リスクを跳ね上げる隠れた原因として、眼科領域でも大きな注目を集めています。

この記事のおさらい

今回の記事のポイントは以下になります。

・歯周病の悪化は、全身の筋肉が動かなくなる難病“ALS(筋萎縮性側索硬化症)”の病態進行につながる
・加齢に伴い全身の骨格筋量や筋力が低下する“サルコペニア”は、歯周病による口内の慢性炎症も引き金になり得る
・物が見えにくくなる網膜の難病“加齢黄斑変性”の病変組織から、歯周病菌のDNAや炎症成分が高確率で検出された

以上のポイントはしっかりと押さえておきましょう!

新潟市西区周辺やJR越後線「寺尾駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非、ひらの歯科医院へお問い合わせ下さい!
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